HOUSE


・なによりまず兄者への気持ちが凛月くんの核っていうのが一貫してたのが嬉しかった
・黒猫の比喩非常に天才だな〜〜〜!!!!って思ったし零ちゃんサイドの感情描写が基本的にあれだけっていうのがこの本の激推しポイントなんだけどみんな分かってくれるか???って思った。独占欲なのに独善的じゃないなんて近親というだけで蔑ろにされるには惜しすぎるカップリング、それが零凛零
・だしこれに懲りて人を愛することに臆病になった朔間零を介護(アニマルセラピー)するのがオオガミ・こ〜がくんなのか〜〜〜〜〜〜フーン…みたいな気持ち
・表紙首絞めじゃなくて手繋ぎで大正解じゃないですか?零ちゃんの方が顔が赤いのも泣けませんか?一桁読破で感想を書くには忍びない同人誌、それがHOUSE
・凛月くんの自分と兄を隔てた性にまつわる倫理観の全てで世間を殴っていく感じは容姿への傲慢さと思春期のブチ切れ感がないとできないよな〜って思った。スレていく前の一番初めの動機がお兄ちゃんは悪くないのにだったら可愛い以前に可哀想すぎるし和姦ならなんでもいいだろ?!みたいな気分になったし誰も悪くないよ
・お兄ちゃん呼び直近のイベストでやられなかったらラストもっと心にキた気がする?悔しい  安い映画広告みたいだけど最後泣かない人いないんじゃないの?凛月くんが涙を流して思いを伝えられて良かった。本元のストーリーより愛深い?重いじゃなくて深いだし血縁者とこの歳で向き合えるのは甘えがないからだよね凛月くん
・真緒くんをからかったり転校生といるのも兄の存在を自分なりに埋め合わせるためっていうのがバンバン示されてるのがとても嬉しかった。晃零がジャンルとして輝けば輝くほど凛月くんの代替のきかないフラストレーションは取り上げられて然りといつも思っていたのでとても嬉しい。凛月くんがどの関係性においても与えられる立場に居座るのは兄と自分を隔てた周囲に説明を求めてるみたいな不満とも取れるし、そこから脱しようともがくけど結局兄の所へ許しを求めに帰っていく姿は人間として正しいし勇気がないとできないことだと思うし凛月くんのこの努力を私は認識していたいと思った
・クソ女と全く別次元で読んだけどここからクソ女に展開したなら凛月くんなりの咀嚼が済んだ結果なんだろうしホッとしてりつまお読める  そりゃラオウにもなるじゃんねという感じ
・もしかしてこれは二人が離れている期間が長かったからこそ育まれた純愛なのかもしれないと思うと巡り巡るホモコミュニティだなって思った
・総集編っぽくてページ数的にも人生の要所要所を掻い摘まねばならないやつなのにポエム寄りにならず淡々としているのは鬼みたいな技術だと思ったし絶対に真似できない 頑張ろうと思った ありがとうございました